初めての布ナプキン
スーパーでもドラッグストアでも、どこでも手に入る、使い捨ての「ナプキン」。
使い捨ての「ナプキン」って、ナニでできているかご存知ですか?
肌に触れるところは紙っぽいし、中身は柔らかそうで綿(わた)っぽい。
超薄型っていうのは何が入っているのかな・・・?一般的に販売されているナプキンの表面材(肌に触れるところ)は、ポリエチレンやポリエステル。中身は、ポリマーといって、高分子吸収体とか高吸水性樹脂といわれている、合成樹脂でできています。
- 抗菌力にすぐれた竹布なら、使用後も安心して持ち運べます。
- 竹は、農薬を使わずに育ちます。かぶれや痒みを防ぎます。
- なんと言っても、竹布は、からだを温めてくれます。からだを冷やさないことが、とても大切です。
よく見ると、表面も中身も、石油からできる合成繊維や合成樹脂なんですね。最近では「ケミカルナプキン」とよぶこともあるようです。
インナーやタオル、毛布だって、安心できるものを使いたいのに、毎月デリケートな部分に当てて使うものが石油製品って、なんだかちょっとイヤな感じ・・・。
そんな声から生まれたのが「布ナプキン」。
使い捨てない、洗って何度でも使える、安心素材の「布」でできたナプキンが、生まれました。
布ナプキンが話題になりはじめの頃は、コットンや、オーガニックコットンが主流でした。
布ナプキンは体にやさしい?
布ナプキンは「身体にやさしい」といわれています。
実際に布ナプキンと紙ナプキンを並べて触れてみます。
するともう、歴然と「やわらかさ」が違います!
紙ナプキンの表面に使われている不織布は、サラサラしているけど、カサカサともいえる感じです。
布ナプキンは、いつも着ている肌着と同じ布ですから、柔らかく、気持ちいい肌ざわりです。
もし布ナプキン未体験の方でしたら、普通の紙ナプキンとコットンや竹布の肌着を並べて、触ってみてくださいね。 きっと感触の違いを味わっていただけると思います。
肌ざわりだけではありません。
布ナプキンを当てるのは、皮膚よりずっと柔らかく、いろいろなものを吸収しやすい「粘膜」の部分です。
粘膜は、皮膚と違って、角質層がありません。
皮膚バリアとなる角質層がないので、粘膜は柔らかく、刺激に弱く、いろいろなものを吸収してしまうんです。
農薬や化学肥料を使わず生育する竹でできた竹布には、製品化の際も、漂白剤・染色剤・蛍光増白剤などの化学薬品は使用しません。
竹布の抗菌力があれば、布ナプキンを使った後のお手入れも、消毒や殺菌の心配が要らず、本当に安心です。
女性のお悩みはいろいろ
女性特有の悩み、いろいろあると思います。
私が実際に布ナプキンを体験してみて、すぐ実感したのは、痒みがなくなったこと!
着用感は、まるで下着を重ね着しただけのように軽くって、ムレないのに温かい、とても不思議な感覚でした。
この温かさがとても気持ち良くて、いつもなら生理痛で下腹や腰がズーンと痛いのに、それも和らいだように感じて・・・ついイライラしがちなその期間も、優しい気持ちで過ごせました。
この温かさ、布ナプキンの中でもきっと竹布だから秀逸なのでしょうね。
TAKEFU(竹布)と他の布ナプキンとの違いは?
竹布の布ナプキンは、そのまま頬ずりしたくなるようなやさしい手触りです。
片面が「竹布ソフト」、反対側が「竹布ガーゼ」になっているので、その時の状態に合わせて、好きな側を当てて使えます。私は、竹布ソフト側をナプキンとして、竹布ガーゼ側をおりものシートとして使うのが、お気に入りです。 これも、使う人の好みに合わせられるのがいいですね。
静電気がほとんど起きず、遠赤外線効果もある竹布なら、デリケートな部分をやわらかくホカホカ守ってくれます。
そして、竹布の抗菌力なら、使い終わって洗うまでの間も臭わず、安心していられます。
布ナプキンを洗うのは面倒ではない?
布ナプキンを使った後・・・手で洗うの?それって抵抗あるんじゃない?
そう思う方は、多いと思います。
竹布の布ナプキンは、使った後、お風呂で石鹸をつけて洗うだけで、簡単にきれいにすることができます。一日に何枚か使うものなので、とりかえたら水に漬けておいて、まとめて洗うと楽ですね。
おすすめは、洗面所やお風呂場に小さなフタ付きのバケツを置いて、とりかえるたびにそのバケツにポイッと放り込んでおくことです。
お風呂に入るときに中身をまとめて洗うのですが、驚くほど簡単にきれいになるのが実感できます。その時、もちろん、自分の手で洗うわけですが・・・。
初めて布ナプキンを洗った時、意外なほど抵抗を感じなかったんです。
「あ・・・汚いものじゃ、なかったんだ・・・」そう、思いました。
使い捨てのナプキンを捨てる時、トイレの「汚物入れ」に捨てますよね。だから、なんとなく「汚いもの」だと思い込まされていた気がします。
自分の身体の一部のような、ちょっと愛しい気持ち、不思議とそんな感覚になれました。
布ナプキン体験をした人から同じような感想を聞いたので、そんなに心配しないで、トライしてみてくださいね。